「ああ、あなたの愛はあまねきすぎる」




紅楼夢新刊「蘇我屠自古は語らない◆荒の章」、出来ました。
前作にあたる「和の章」とは裏腹にシリアス多めのストーリーとなっています。
みことじ前提ふとじこ。寧ろ布都→屠自古→神子。
今までで一番の愛と気合を込めて描きました。お手にとっていただけると幸いです。
気合入れすぎて表紙に怨念が篭ってると言われましたが誤解です、愛です。
主に描きたかったのはみことじセックスとふとじこキスと子宮ダメ聖童女だったわけですが

自らの存在に思い悩む屠自古。必死に屠自古を救おうとする布都。真意の読めない神子。
暗躍する邪仙、そして未だ語られぬもう一人。

「これでいいのだ」
「私はこれで満ち足りる」
「私は暗示する」
「私は信じる」
「私は目を瞑る」

「私は口を閉ざす」

「愛を疑うくらいなら鬼と知って添い遂げるほうがましだ――」

黙して語らぬ、孤独な亡霊の物語。


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メロンブックス様にて委託が始まりました。和の章も再販かける予定です。
どうぞ宜しくお願いします。